【新華社北京12月24日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、12月23日のニュースをお届けします。
1.横浜ゴム、中国・杭州で新タイヤ工場着工 年産900万本
中国浙江省杭州市銭塘区でこのほど、タイヤ大手の横浜ゴムが全額出資するスマート工場の着工式が行われました。総投資額は約5億ドル(1ドル=約154円)に上り、同市が誘致した外資全額出資の製造業プロジェクトの中では、過去10年で単体として最大の規模となります。
2.中国中車、ドバイで地下鉄新路線建設を受注
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ道路交通局(RTA)はこのほど、ドバイ・メトロの新路線「ブルーライン」の建設を中国鉄道車両製造大手の中国中車などからなるコンソーシアムに発注したと発表しました。
3.中国ウルムチとベラルーシ首都結ぶ定期便就航
中国新疆ウイグル自治区のウルムチ市とベラルーシの首都ミンスクを結ぶ初の航路が開通しました。ベラルーシ国営のベラビア航空が中国との間に開設した初の路線となります。第1便となるベラビア航空B2751便が16日午後10時10分、ウルムチ地窩堡(ちかほう)国際空港に到着し、乗客136人が入国手続きを行いました。まずは週1往復で運航されます。新路線の就航は、貿易、投資、デジタル経済、技術革新、グリーン(環境配慮型)発展などの分野における両国の協力を促すとみられます。
4.中国最大規模の石油化学産業基地、浙江省に完工
中国石油大手の中国石油化工集団(シノペック・グループ)は19日、傘下の鎮海煉化の第2期生産能力拡張・ハイエンド新素材プロジェクトが完工したと発表しました。製油能力は年間4千万トンに上昇し、所在地である浙江省の寧波石油化学基地の年間製油能力を5千トン以上に引き上げ、同基地は中国最大規模の世界的な石油化学産業拠点となりました。
5.中国石油タリム油田のグリーン電力証書申請数、100万枚超す
中国石油天然気(ペトロチャイナ)傘下の中国石油塔里木(タリム)油田はこのほど、今年申請したグリーン電力証書が累計100万枚を超え、販売数は30万8440枚となり、グリーン電力の生産と証書取引が大幅に増加したと発表しました。
グリーン電力証書は再生可能エネルギー発電を証明する「電子身分証」で、中国で唯一となる、再エネ電力の環境属性を示す証明であり、再エネ電力の生産・消費を認定する証明となっています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。