【新華社北京12月18日】中国民用航空局は16日、国内航空各社の今年の旅客輸送量が15日時点で7億48万人と7億人を超え、過去最高を記録したと明らかにした。
同局の担当者によると、国内線は今年を通じて好調を維持し、旅客輸送量が2019年同期比で14%増の6億4千万人となり、国際路線も回復が加速して前年同期比2・3倍の6千万人以上となった。国内線と国際線の1日当たりの最大乗客数は計245万人と前年より9・8%増え、平均搭乗率も83%超と19年と同水準に回復した。
同担当者は、民用航空局は今後も航空市場の変化を注視し、民間航空の安全で安定した秩序ある運航を確保していくと表明。業界の経済活動に対するモニタリングを引き続き確実に行い、年明けの春節(旧正月)時期の特別輸送態勢に万全を期するとともに、国内線では市場の需要を積極的に掘り起こし、国際線では市場の回復と発展を持続的に推進していくと述べた。