鎮水神のある古祠 北京の匯通祠を訪ねて

鎮水神のある古祠 北京の匯通祠を訪ねて

新華社 | 2024-12-13 13:01:00

匯通祠(郭守敬記念館)の展示室。(9月1日撮影、北京=新華社記者/王巍)

  【新華社北京12月13日】中国北京市で観光スポットとして知られる什刹海(じゅうさつかい)西海の西北にある小島に、かつて治水の神として信仰を集めた観音庵「匯通祠(かいつうし)」がある。創建は明の永楽年間(1403~24年)で当時は法華寺とよばれ、祠の下に設けられた水門が北京城内の水域の水位と流速を制御していた。

匯通祠の山門。(9月1日撮影、北京=新華社記者/王巍)

  創建当時は二つの鎮水神が置かれていたとされる。一つは水門西側の水路に鎮座する石製の螭(みずち)。螭は竜の生んだ9匹の子の1匹とされる伝説の霊獣で、頭と胴体が竜の形をし、尻尾はトカゲのように細長い。口は大きく、腹に大量の水を溜めることができるとされた。もう一つは島の北斜面に立つ黒い隕石で、当時は隕石が持つ霊性が妖魔を退けると考えられていた。

匯通祠の牌坊(はいぼう)。(8月4日撮影、北京=新華社記者/王巍)

  清の時代の再建で匯通祠と改名。1761年に視察に訪れた乾隆帝が2首の詩を作り、その後、石碑の表裏に1首すつ刻まれた。石碑は宝剣の形をしており、もう一つの鎮水神となった。

匯通祠(郭守敬記念館)の入り口。(9月1日撮影、北京=新華社記者/王巍)

  1960年代の地下鉄建設で匯通祠は撤去され、小島も平らになったが、88年に島が再度造られると匯通祠も再建された。ただ、石螭と隕石は紛失し、現在は複製品が置かれている。祠も元代の科学者、郭守敬(かく・しゅけい)の記念館として使われている。(記者/王巍)

 匯通祠(郭守敬記念館)の展示室。(9月1日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠の水路に鎮座する石製の螭。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠の水路に鎮座する石製の螭。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠の水路に鎮座する石製の螭。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠から望む北京商務中心区(CBD)。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠の乾隆帝詩碑と詩亭。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠の乾隆帝詩碑。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠の乾隆帝詩碑。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠から見た西海の風景。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠乾隆帝詩碑近くの山道。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠(郭守敬記念館)の屋外に展示されている天体観測機器「簡儀」の模型。(8月23日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠(郭守敬記念館)の屋外に展示されている天体観測機器「渾天儀(こんてんぎ)」の模型。(8月23日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠(郭守敬記念館)の屋外に展示されている天体観測機器「渾天儀(こんてんぎ)」の模型。(8月23日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 小島の北斜面に立つ隕石(複製品)。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠への山道。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

 匯通祠近くの水門。(9月22日撮影、北京=新華社記者/王巍)

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