1日、2024中国上場企業発展フォーラムで開かれた文化観光と新型消費に関する並行フォーラム。(晋江=新華社配信)
【新華社泉州12月5日】中国福建省晋江市で1日に開かれた2024中国上場企業発展フォーラムの文化観光と新型消費に関する並行フォーラムで、国内外の企業による海外視察交流活動計画が発表された。最初の訪問先は日本で、2025年に企業代表団を視察・交流に派遣する。
同計画は、新華通訊社(新華社)のネットメディア「新華網」と中国商務部の国際貿易経済協力研究院、中国出入境検験検疫協会、日本企業(中国)研究院、ネット通販大手の京東集団(JDドットコム)傘下の京東科技(JDテクノロジー)、日本のPR大手プラップジャパンなどの専門機関、企業が共同で発表。オンライン・実地活動、現地調査、ビジネス商談会などを通じ、国内外の企業が文化、経済、技術などの分野で交流・協力するのを支援する。海外の優れたブランドを積極的に導入し、中国の優れた企業の世界進出も支援していく。
計画の日本訪問を発表した普楽普公共関係顧問有限公司(プラップジャパンの中国における子会社)の付暁璇(ふ・ぎょうせん)副総経理は、日本は独特で競争の激しい市場であり、チャンスに満ちた市場でもあると紹介。日本の文化を深く理解し、現地化マーケティングを展開し、製品の質とサービスを向上させるとともに、長期的関係を構築し、持続可能性と社会的責任に配慮することが中国企業の日本進出の成功の鍵になるとの見方を示した。