【新華社北京12月1日】中国国防部の張暁剛(ちょう・ぎょうごう)報道官は1日、中国・ロシア両軍による日本海と太平洋西部での合同空中戦略パトロールが地域の緊張を高める可能性があるとの報道に、合同パトロールは第三者を念頭に置いておらず、現在の国際情勢や地域情勢と無関係だと表明した。
張氏は次のように述べた。中ロ両国の空軍は11月29、30両日、日本海と太平洋西部の関係空域で合同空中戦略パトロールを実施し、両国空軍の合同訓練・行動能力を効果的に検証し、向上させた。中ロ合同空中戦略パトロールは年次協力計画に基づくもので、第三者を念頭に置いておらず、現在の国際情勢や地域情勢と無関係である。