【新華社武漢11月28日】中国湖北省武漢市蔡甸区にある恒宇信科技養殖専業合作社(協同組合)は、同省初の「長江三鮮」繁殖センターとして、長江の「三鮮」こと三大水産物、刀魚(エツ)、フグ、鰣魚(ジギョ、中国の固有種でニシン科の回遊魚)の繁殖を手がけている。
同合作社は、農業科学専門家の指導の下、カタクチイワシ科の一種、エツの繁殖に成功しただけでなく、その環境適応性を改良して水中から引き上げた後の生存時間を24時間まで延ばし、省外に輸送・販売する条件を整えた。
今後、人工養殖の規模がさらに拡大することで「長江三鮮」の価格が下がり、より多くの人が長江名物の魚類を味わえるようになると期待されている。