21日、深圳市で開かれた有人宇宙飛行学術大会のモニュメント。(深圳=新華社配信)
【新華社深圳11月23日】中国有人宇宙プロジェクト総設計師の周建平(しゅう・けんぺい)氏は21日、広東省深圳市で開かれた第6回有人宇宙飛行学術大会で、中国の有人月面探査ミッションは重要技術の難点を克服し、検証を終えて試作モデルの制作が進んでいると説明した。
計画では2030年までに中国人による月面着陸を実現し、月で科学調査や技術試験などを行い、有人で地球と月を往復し、短期の月面滞在、人と機械による共同探査など要となる技術を獲得、「着陸、巡回、採取、研究、帰還」を達成し、独自の有人探査能力を構築する。
周氏によると、運搬ロケット「長征10号」、有人宇宙船「夢舟」、月面着陸機「攬月」、有人探査車などは試作が進み、多くは既に完成して試験段階に入っている。pagebreak
21日、有人宇宙飛行学術大会で基調報告を行う中国有人宇宙プロジェクト総設計師の周建平氏。(深圳=新華社配信)