中国・四川盆地で新たに1千億立方メートル級大型ガス田を確認

中国・四川盆地で新たに1千億立方メートル級大型ガス田を確認

新華社 | 2024-11-23 16:44:11

   【新華社成都11月23日】中国石油大手、中国石油化工集団(シノペックグループ)は21日、四川省の通南巴ガス田で新たに確認された551億5900万立方メートルの地質学的埋蔵量が自然資源部の審査で認定されたと明らかにした。同ガス田の地質学的埋蔵量は1066億立方メートルを超え、四川盆地で新たな1千億立方メートル級ガス田となった。

   通南巴ガス田は巴中市にあり、埋蔵地層は須家河層の硬質砂岩で、深さは3500メートルから5500メートル。構造が複雑で、ガス埋蔵層が薄く、探査・開発の難度が高い。中国石化勘探分公司の王威(おう・い)副総地質師(地質専門家)は、今回の新たな埋蔵確認で須家河層の調査潜在力が示されたと指摘。今後も引き続き探査と開発の一体化評価・手配を強化し、通南巴ガス田の規模を持続的に拡大していくと述べた。

   中国石化が四川盆地で確認した天然ガスの地質学的埋蔵量は現時点で3兆立方メートル近くに上る。年間生産量は260億立方メートルで、累計生産量は2千億立方メートルを超える。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。