新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(11/21)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(11/21)

新華社 | 2024-11-22 23:02:59

   【新華社北京11月22日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月21日のニュースをお届けします。

   1.北京冬季五輪マスコットの巳年版「蛇墩墩」が登場

   中国北京市で19日、北京冬季五輪の公式マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」の巳年新春バージョン「蛇墩墩(ショードゥンドゥン)」シリーズが発表されました。

   新シリーズは民間伝説「白蛇伝」からインスピレーションを得ており、頭飾りは同名京劇演目に登場する白娘子と小青の飾りを参考にしています。ぬいぐるみやバッジ、キーホルダーなどがあり、中でも如意(にょい=孫の手の形状をした法具)、ひょうたん、寿桃(桃の形をした菓子)、桃の花、元宝(馬蹄銀)をそれぞれ手にするフィギュアは「五福臨門」(福・禄・寿・喜・財の五つの幸福が集まる)の願いが込められています。蛇墩墩は22日から北京、上海、天津、重慶、広州の5都市で先行発売されます。

   2.天津市烈士陵園で強制連行の犠牲者悼む 日本から友好訪問団

   中国天津市北辰区の天津市烈士陵園に18、19両日、旅日華僑中日交流促進会の林伯耀(りん・はくよう)代表に率いられた十数人の中日友好人士が訪れ、強制連行で犠牲となった中国人労働者に花を供え、哀悼の意を表しました。

   3.「中国市場の将来に注目」 広州サイゼリヤ総経理

   日本のイタリア料理店チェーンの「サイゼリヤ」が中国人消費者の胃袋をつかんでいます。広東省でも大規模な店舗拡大を計画し、新工場を建設するなど、意欲的な取り組みを見せます。広州薩莉亜餐飲(広州サイゼリヤ)の宮本徳明総経理に話を聞きました。

   2003年に上海市に1号店をオープンし、20年余りで中国本土の店舗を500店以上に広げたサイゼリヤです。「中国法人はグループ全体の中でとても重要な法人になっており、サイゼリヤは中国市場の将来の発展に注目している」と宮本氏は語ります。24年8月期の連結営業利益148億6300万円のうち、中国子会社の営業利益は合計83億5400万円で6割近くを占めました。

   4.AIドローンで送電鉄塔の転落防止装置を回収 新疆ウイグル自治区

   中国新疆ウイグル自治区の送電・変電施設の建設・運営・保守などを担う新疆送変電が電子科技大学(四川省成都市)と開発した完全自律型人工知能(AI)搭載ドローンによる鉄塔転落防止装置回収システムがこのほど、昌吉回族自治州吉木薩爾(ジムサル)県で超高圧送電線の点検修理に投入されました。AI搭載ドローンによる鉄塔転落防止装置の回収は同自治区で初めてということです。

   5.松花江に流氷出現 中国黒竜江省富錦市

   中国黒竜江省は最近、気温が低下し、松花江の各区間が流氷期に入った。さまざまな形の氷塊がゆっくりと流れる壮大な風景を見ることができます。

   6.パリで唐王朝展 文化財200点超展示

   フランス・パリの国立ギメ東洋美術館で18日、「中国・唐-コスモポリタンな王朝(7~10世紀)」が開幕しました。中国国家文物局とフランス文化省が指導し、中国の10省・自治区・直轄市の文化機関・博物館32施設が所蔵する貴重な文化財200点(組)余りを展示しています。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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