【新華社ダルエスサラーム11月22日】中国初の対外援助ジオパークプロジェクト「タンザニア援助ンゴロンゴロ・レンガイ・ジオパークインフラプロジェクト」の起工式が16日、タンザニア北部アルーシャ州で行われた。
中国の陳明健(ちん・めいけん)駐タンザニア大使、タンザニアのピンディ・チャナ天然資源・観光相ら政府高官が出席してあいさつを述べたほか、同国各社会の団体および代表も参加した。
陳氏はあいさつで次のように述べた。タンザニア援助ンゴロンゴロ・レンガイ・ジオパークプロジェクトは中国初の対外援助ジオパークプロジェクトとなる。中国はタンザニアの古くからの良き友人として、国交樹立以来60年間、常にタンザニアの経済・社会の発展を支援してきた。中国はタンザニアと共に、中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの成果とコンセンサスを実行に移し、文化・観光協力の新たな道筋、可能性、モデルをさらに切り開き、人の心と心を結ぶ懸け橋を築き、経済・貿易協力の基盤を固め、新時代の全天候型中国・アフリカ運命共同体の共同構築に向けてさらなる貢献をしていきたい。
ピンディ・チャナ氏は、中国政府と中国人民のタンザニアに対する無私の援助と揺るぎない支援に謝意を表し、中国の友人の助けを得て、ンゴロンゴロ・レンガイ・ジオパークはタンザニアの自然と文化の美しさを示すきらめく真珠になるだろうと述べた。
同プロジェクトは中国の交通インフラ建設大手、中国鉄建傘下の中鉄二十五局集団が建設を請け負う。(記者/華洪立)