江蘇省常熟市にある竜騰特殊鋼の港湾倉庫の屋根に設けられた太陽光発電設備。(2023年6月9日、ドローンから、蘇州=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京11月19日】中国送電大手、国家電網傘下の国網江蘇省電力はこのほど、同省の新エネルギー発電設備容量が8252万キロワットに上り、石炭火力発電を超え、電源構成の42%を占め、最大電源になったと明らかにした。
同省の現在の発電設備容量は1億9700万キロワットを超え、うち石炭火力発電は41%を占める。新エネ発電設備容量のうち太陽光は28%、風力は12%、バイオマスは2%で、合わせて42%を占めた。
電力生産・供給のグリーントランスフォーメーション(GX)が進むにつれ、新エネ発電設備容量は急増している。同社発展企画部の高正平(こう・せいへい)副主任は「2020年から、江蘇の新エネ発電設備容量は4千万、5千万、6千万、7千万キロワットの大台を相次いで突破し、加速度的な増加傾向にある。7千万から8千万キロワット到達に要した時間は6カ月に満たなかった」と語った。