14日、中国国際ハイテク成果交易会で、ロボットアームを見学する来場者。(深圳=新華社記者/毛思倩)
【新華社深圳11月18日】中国広東省の深圳国際会展中心(エキシビション・コンベンションセンター)で14〜16日、中国のハイテクフェアである「第26回中国国際ハイテク成果交易会」が開催された。100以上の国と地域から5千社余りの企業と国際機構が出展し、4300を超える新たな技術や製品、成果が披露された。
製造業の転換・高度化を背景に、AI(人工知能)デジタルツイン製品、エンボディド(身体性を有する)AIロボット、スマート端末アプリケーションなど、中国の最先端なハイテク製品が一堂に会した。また、米国、フランス、韓国、オーストラリア、カナダ、デンマークなどからの企業や機構・団体もグループで参加し、世界の最先端科学技術を披露した。
今回のハイテク成果交易会は「国際科学技術」「省・市科学技術」「国の重要産業機械・重要設備」「科学技術大手産業チェーン」「専精特新(専業化、精細化、特色化、斬新化)と新たな質の生産力(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)」「AIとロボット」などの展示エリアが設けられた。世界のハイテク動向を包括的に示し、ハイテクの最新成果を発表するとともに、ハイテク成果の取引や商談を世界規模で行った。
交易会は1999年に開始以降、これまでに25回開催され、国家イノベーション体系の重要な構成要素になっている。中国ハイテク分野の対外開放の重要な窓口であり、ハイテク成果を交流・取引する重要な場でもあり、ハイテク成果の商品化、産業化、国際化を促し、国と地域の間の経済技術交流・協力の促進において前向きな役割を果たしている。