【新華社北京11月15日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月14日のニュースをお届けします。
1.中日ASEANの大学間協力メカニズム「Tri-U」が30周年
中国の江蘇大学(江蘇省鎮江市)で11日、中国と日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)の大学が交流し、研究論文を発表する第30回Tri-U国際ジョイントセミナー・シンポジウムが始まりました。中日ASEANの大学による国際的な科学イノベーション交流・協力メカニズムは30周年を迎えました。
2.米フェデックス 中国青島‐米国間の貨物便を増便
米物流大手フェデックスは11日、中国青島市と米国間を運航する国際貨物便の増便と中国5カ所目となるオペレーション施設、青島国際ゲートウェイの開設を発表しました。中国での物流ネットワークをさらに強化します。
貨物便は、青島市を出発し日本の大阪を経由して米テネシー州メンフィスに到着します。今年5月から試験的に週1便で運航していたが、増便後は月~金曜の週5便で運航します。山東省から北米向けに発送される小包や貨物の輸送時間は1日短縮され、一部は「翌日配達」が可能となります。
3.中国航空ショーで「嫦娥6号」が採取した試料を公開
中国広東省珠海市で17日まで開催されている第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)は、探査機「嫦娥6号」が月の裏側から持ち帰った試料を国内で初めて一般公開しています。国家航天局の展示ブースでは他にも嫦娥6号の帰還機やパラシュートなど貴重な実物を間近で見ることができます。
4.中国企業建設のアンゴラ首都の新空港、初の旅客便が発着
アンゴラ共和国の首都ルアンダの市街地から南東40キロの距離に位置する、ドクター・アントニオ・アゴスティニョ・ネト国際空港で10日、旅客便が初めて発着し、旅客輸送が本格的にスタートしました。同空港は中国航空機メーカー中国航空工業集団(AVIC)傘下の中国航空技術国際工程が建設を請け負い、貨物輸送は2023年11月に開始していました。
旅客輸送開始後の年間処理能力は、旅客数が延べ1500万人、貨物・郵便物が13万トンを想定しており、本格始動後はアフリカ南部の新しい重要な航空ハブの一つとなる見通しです。
5.黒竜江省の石人洞遺跡、先史時代の石製品9万点余りが出土
中国黒竜江省文物考古研究所は、同省海林市海林鎮石河村の東にある石人洞遺跡でこのほど、重要な考古学的発見があり、これまでに新石器時代の石製品9万点余りが出土したと明らかにしました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。