【新華社ルアンダ11月14日】アンゴラ共和国の首都ルアンダの市街地から南東40キロの距離に位置する、ドクター・アントニオ・アゴスティニョ・ネト国際空港で10日、旅客便が初めて発着し、旅客輸送が本格的にスタートした。同空港は中国航空機メーカー中国航空工業集団(AVIC)傘下の中国航空技術国際工程が建設を請け負い、貨物輸送は2023年11月に開始していた。
旅客輸送開始後の年間処理能力は、旅客数が延べ1500万人、貨物・郵便物が13万トンを想定しており、本格始動後はアフリカ南部の新しい重要な航空ハブの一つとなる見通し。
同国のアブレウ輸送相は「新空港はアンゴラと中国のもう一つの重要な協力成果となった。中国はアンゴラの重要な協力相手である」と評価した。
同国のフラッグキャリア、TAAGアンゴラ航空のネルソン・オリベイラ最高経営責任者(CEO)は、同空港を初めて飛び立った旅客便に搭乗し、空港がアンゴラ航空の新たな本拠地になると説明。「私たちは中国企業が建設したこの空港に大きな期待を寄せており、わが社のさらなる発展に役立つ」と期待を述べた。