6日、ウス鉄道貨物駅を出発する中欧(中亜)班列の一番列車。(ウス=新華社配信/唐志陽)
【新華社ウルムチ11月9日】自動車部品入りのコンテナ45個を搭載した列車が6日、中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州の烏蘇(ウス)鉄道貨物駅を出発した。ウスとカザフスタン・アルマトイを結ぶ国際定期貨物列車「中欧(中亜)班列」で、同自治区阿拉山口鉄道口岸(通関地)を経てアルマトイに向かう。
ウス駅からは今月、阿拉山口とコルガスの鉄道口岸を経由し、欧州と中央アジア向けの貨物を輸送する4列車の運行が予定されている。ウスと周辺地域産の農産物や工業製品を高効率で利便性の高い国際物流ルートに載せ、欧州や中央アジアなどの高品質な製品に中国市場への足掛かりを提供する。(記者/初杭、関俏俏)
6日、ウス鉄道貨物駅を出発する中欧(中亜)班列の一番列車。(ウス=新華社記者/初杭)