【新華社北京11月7日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月6日のニュースをお届けします。
1.第136回中国広州交易会が閉幕、境外のバイヤー数が史上最多に
中国広東省広州市で4日、第136回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が閉幕しました。来場した境外(外国と中国香港・マカオ・台湾地区)のバイヤーは史上最多の25万3千人に上り、初めて25万人の大台を突破しました。
今回の広州交易会は10月15日に開幕しました。会場の出展企業数は3万社を超え、115万点の新製品が展示され、新企業や新製品、新技術、新業態が数多く登場しました。
2.ジェトロ、輸入博の日本ブースでペット産業をPR
中国上海市で5~10日に開催される第7回中国国際輸入博覧会で日本貿易振興機構(ジェトロ)は、「ペットと暮らす Nature Pet&Me」をテーマにペット産業に焦点を当てたJAPAN MALLを設置しました。フードや用品、医療、サービスなど日本の54社・団体の関連商品・サービス約千種類を展示し、日本ブランドの中国市場進出を後押しします。
3.中国最北の黒竜江省、氷雪観光を経済成長分野として確立
中国で最も高緯度に位置する黒竜江省は豊かな氷雪観光資源を有しています。長年にわたる革新と発展を経て「ハルビン氷雪大世界」「中国雪郷」「北極村」など国内外に有名な観光スポットを確立、氷雪観光は地元の経済成長をけん引する重要な原動力となりました。今年も新たな氷雪シーズンが到来し、同省は入念な準備を進めています。
4.急速に発展する「猫砂」経済 内モンゴル自治区寧城県
中国内モンゴル自治区の赤峰市にある寧城県が、ペットの猫のトイレに入れる「猫砂」の世界的な産地となっています。県内の猫砂加工企業は32社を数え、ここ数年は各社がコア技術の獲得に成功、新たな猫砂製品と生産ラインを打ち出し、科学技術の詰まった環境に優しい猫砂を世界中の猫たちに供給しています。
5.トビハゼが干潟の環境改善に貢献 海南省
中国海南省海口市の海南東寨港国家級自然保護区では、干潮時にトビハゼが巣穴から出て餌を探します。トビハゼの存在は、干潟の酸素含有量増加、重金属の分解、土壌改善、鳥類への良質な餌の提供、生物多様性の保全と生態系のバランス維持・修復など環境保護に役立っています。保護区ではここ数年、養殖池をマングローブ林に戻す「退塘還林」の取り組みが着実に進み、環境改善が続いています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。