【新華社北京11月7日】二十四節気の19番目に当たる立冬は、冬の最初の節気。立冬の「冬」は古代の中国語では「終」を意味し、万物が活動をひそめ休養に入ることを表す。秋の作物は収穫と天日干しをほぼ終えて倉庫に納められるが、農家の人たちは決して暇を持て余しているわけではない。
海南省の一部地域では、地元の恵まれた自然条件を生かしてウリ科の野菜を栽培し、華北地方と長江流域の一部では、それぞれ冬小麦とアブラナ科の冬野菜の種まき作業に追われる。多くの地域ではビニールハウスの整備も行われる。この他、漬物や醸造酒の黄酒をつくる習慣も残っている。(肖月、張弘吏)