10月28日、玉林市容県の果樹園で沙田柚を収穫する農家の人。(玉林=新華社配信/鍾勇)
【新華社玉林11月6日】中国広西チワン族自治区玉林市容県の山腹にある果樹園でこのほど、地元産のブンタン「沙田柚」が熟し、村民らが収穫作業などに追われている。
同県は沙田柚の原産地で、2千年以上に及ぶ栽培の歴史がある。沙田柚の栽培面積は現在、県全体で24万ムー(約160平方キロ)に上り、今年の生産量は40万トン、総生産額は42億元(1元=約21円)以上を見込んでいる。県内には大型の選別ライン6本、5万立方メートルの各層の個別温度設定が可能な冷蔵庫、果物選別センターがあり、沙田柚製品の加工メーカー20社が進出している。
同県はここ数年、レジャー農業とアグリツーリズムの発展にも積極的に取り組んでいる。「沙田柚王国」などのレジャー農業実証区や星付き農村観光区を設立し、農業・文化・観光が融合して発展する新たな道を切り開いた。(記者/黄慶剛)
熟した容県の沙田柚。(10月14日撮影、玉林=新華社配信/竜海強)
10月28日、枝もたわわに実る容県の沙田柚。(玉林=新華社配信/竜海強)
10月26日、玉林市容県で行われた、沙田柚をテーマにした文化観光イベント。(玉林=新華社配信/鍾勇)
10月30日、枝もたわわに実る容県の沙田柚。(玉林=新華社配信/竜海強)
玉林市容県で行われた、沙田柚をテーマにした文化・販売イベント。(3月29日撮影、玉林=新華社配信/謝徳桐)
倉庫の選別ラインで沙田柚を選別、梱包する作業員。(資料写真、玉林=新華社配信/謝徳桐)
10月26日、沙田柚モチーフのオリジナルグッズ。(玉林=新華社配信/鍾勇)
容県に広がる沙田柚栽培拠点。(10月14日撮影、玉林=新華社配信/鍾勇)