【新華社北京11月3日】中国国際貿易促進委員会が10月31日に発表した2024年第3四半期(7~9月)の外資企業のビジネス環境に関する調査報告によると、中国市場の魅力が高まったと答えた企業は5割近くを占め、4~6月から2・04ポイント上昇した。うち欧州企業は5・42ポイント上昇の47・92%、米国企業は15・26ポイント上昇の60%となった。
外資企業400社余りにアンケート調査を行い、外国商工会議所や外資企業50団体(社)余りを実地調査した。
調査対象の外資企業の9割が中国のビジネス環境に対して「満足」以上の回答を行い、うち「市場参入」「営業場所取得」「法人清算手続き」などの指標で「満足」以上の割合が高かった。
経営状況に関しては、2割近くの企業が中国での追加投資を計画しているとし、2・07ポイント増えた。東部の企業の割合が高く59・52%を占めた。投資対象は生産ラインの拡張またはデジタルトランスフォーメーション(DX)が54・76%を占めた。
同委員会の孫暁(そん・ぎょう)スポークスパーソンは「今後も外資企業にサービスを提供する『特別チーム』としての役割を果たしていく。サービス方式を刷新し、外資企業が中国で世界のために活動できるよう各方面と連携してより良い支援とサービスを提供していく」と語った。