中国の成渝中線高速鉄道、初のけん引変電所が運用開始

中国の成渝中線高速鉄道、初のけん引変電所が運用開始

新華社 | 2024-11-02 15:05:58

   【新華社重慶11月2日】中国四川省成都市と重慶市の間で建設が進む成渝(せいゆ)中線高速鉄道は10月29日、重慶北駅近くの新江北けん引変電所が受電に成功し、同鉄道初のけん引変電所として運用を開始した。

   変電所は送電大手、国家電網の電力供給システムと電化鉄道をつなぐ架け橋で、電気エネルギーを変圧し配電する役割を果たす。成渝中線高速鉄道にはけん引変電所が計6カ所設置され、路線292キロメートルの電力供給を担う。

   同鉄道の完成後は、成都・重慶間の所要時間がさらに短縮され、沿線住民の移動に大きな利便性をもたらす。両市を中心とする「成渝地区双城経済圏」の建設を後押しする上でも重要な意義を持つ。

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