26日、北京外国語大学に設置された国際学術シンポジウム「中国の日本学研究と日本の中国学研究」の看板。(北京=新華社記者/李卓璠)
【新華社北京10月28日】中国北京市の北京外国語大学で27日までの3日間、同大が主催し、同大日本語学院と北京日本学研究センター、教育部地域・国別研究育成基地北京外国語大学日本研究センターが実施する国際学術シンポジウム「中国の日本学研究と日本の中国学研究」が開かれ、東京大、大阪大、東北大などの研究者やパナソニック、三菱UFJ銀行などの中国事業担当者など両国の専門家100人余りが日本研究と中国研究の同時議論促進を目的に交流した。
26日、国際学術シンポジウム「中国の日本学研究と日本の中国学研究」の経済サブフォーラムで発言するパナソニック中国・北東アジア社の徐海波政府渉外・公共政策ディレクター。(北京=新華社記者/李卓璠)
26日午後の経済サブフォーラムでは「グリーン(環境配慮)化を巡る競争 中日企業の低炭素イノベーション」をテーマに、パナソニック中国・北東アジア社の徐海波(じょ・かいは)政府渉外・公共政策ディレクターが製品ライフサイクル各段階におけるパナソニックグループの環境基本方針を説明し、環境問題に対するグループの姿勢を紹介した。三菱UFJ銀行(中国)の李博(り・はく)企業戦略部経済研究室長・上席研究員は、同行が中国のカーボンニュートラル構築に積極的に参加し、国家級経済技術開発区グリーン発展連盟とも戦略協力枠組み協定を調印しているとし、グリーン低炭素分野で継続的に注力していく考えを示した。
シンポジウムは基調報告や特別報告、文化・経済サブフォーラム、円卓フォーラム、各分科会からなり、より深く、幅広い学術交流の機会を国内外の研究者に提供した。(記者/李卓璠)
26日、国際学術シンポジウム「中国の日本学研究と日本の中国学研究」の経済サブフォーラムで発言するパナソニック中国・北東アジア社の徐海波政府渉外・公共政策ディレクター。(北京=新華社記者/李卓璠)
26日、国際学術シンポジウム「中国の日本学研究と日本の中国学研究」の経済サブフォーラムで発言する三菱UFJ銀行(中国)の李博企業戦略部経済研究室長・上席研究員。(北京=新華社記者/李卓璠)
26日、国際学術シンポジウム「中国の日本学研究と日本の中国学研究」の経済サブフォーラム。(北京=新華社記者/李卓璠)