【新華社北京10月28日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、10月25~27日のニュースをお届けします。
1.中国、米国に厳正な申し入れ 台湾への武器売却巡り
中国外交部の報道官は26日、米国務省が台湾地区への高性能地対空ミサイルシステム(NASAMS)やレーダーシステムを含む総額19億8800万ドル(1ドル=約154円)の武器売却を承認したことに強い非難と断固とした反対を表明し、米国に厳正な申し入れを行ったと明らかにしました。
2.中国ラオス鉄道、累計運行本数6万本超す
中国とラオスを結ぶ「中老鉄道」の旅客列車は、2021年12月3日の開業から今年10月23日までの運行本数が6万本を超え、旅客輸送量が延べ4120万人になりました。中国鉄路昆明局集団が明らかにしました。
3.チャイナテレコム、1~9月の純利益8・1%増
中国通信大手の中国電信(チャイナテレコム)が22日に発表した2024年第1~3四半期(1~9月)決算は、売上高が前年同期比2・9%増の3919億6800万元(1元=約22円)、純利益が8・1%増の292億9900万元となりました。
4.中国重慶市、産業クラスター構築で経済発展推進
中国重慶市にある長寿経済技術開発区はここ数年、質の高い産業チェーンとサプライチェーンの企業を誘致し、質の高い企業の集積発展を進め、産業クラスターのビジネス環境を構築、経済の質の高い発展を推進しています。
5.中国の西渝高速鉄道、重慶区間の建設順調
鉄道建設大手、中国鉄建傘下の中鉄十四局集団は22日、陝西省西安市と重慶市を結ぶ「西渝高速鉄道」の合川東トンネル出口排水坑でシールド工法による掘削を開始しました。高速鉄道トンネルの小断面補助坑道にシールド工法を適用するのは国内初となります。
6.輸入博は中国での商機開拓に寄与、シンガポールビジネス連盟
シンガポールビジネス連盟(SBF)はこのほど、同連盟が企業44社、約400人の代表者からなる代表団を率いて、中国上海市で11月5日に開幕する第7回中国国際輸入博覧会(輸入博)に参加すると発表しました。
SBFは、シンガポール企業の中国事業が安定を維持していると指摘。特に、中国が継続的に打ち出している経済刺激策や外資誘致策が、同国企業の輸入博への参加熱を一段と高めているとしました。輸入博は、極めて重要な多角的貿易プラットフォームであり、同国企業に事業展開の好機を創出するだけでなく、ターゲット市場への参入、中国でのビジネスチャンスの拡大にも寄与しているとの見解を示しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。