22日、調査ルートについて相談する貴州省洞窟協会の調査隊員とフランスの専門家。(遵義=新華社記者/陶亮)
【新華社遵義10月27日】中国貴州省遵義市綏陽(すいよう)県にある双河洞国家地質公園で24日、「アジア最長の洞窟」と称される双河洞に対する23回目の科学調査の成果発表会が開かれ、洞窟の長さがさらに伸びたことが分かった。発表会には中国をはじめフランスやポルトガル、スペインなどから洞窟学者が参加した。
最新調査の結果、総延長が2023年の測定時の409・9キロメートルから437・1キロメートルに更新された。115カ所の洞口がつながり、依然世界で3番目に長く、アジアでは最長の規模を持つ洞窟となる。発見した古生物化石の種類と数も増加した。調査チームは洞窟群内で新たにジャイアントパンダ6体の化石を発見、チュウゴクカモシカやスマトラサイなど多数の有蹄類動物の化石も確認した。pagebreak
22日、データを照合する貴州省洞窟協会の調査隊員とフランスの専門家。(遵義=新華社記者/陶亮)pagebreak
22日、洞窟調査に向かう貴州省洞窟協会の調査隊員とフランスの専門家。(遵義=新華社記者/陶亮)pagebreak
23日、探査機器を組み立てる貴州省洞窟協会の調査隊員。(遵義=新華社記者/陶亮)pagebreak
23日、探査機器でデータを測定する貴州省洞窟協会の調査隊員。(遵義=新華社記者/陶亮)pagebreak
18日、双河洞の洞窟群内で作業するフランスの専門家。(遵義=新華社配信/趙飛)pagebreak
12日、双河洞の洞窟群内で作業する調査隊員。(遵義=新華社配信/趙飛)pagebreak
16日、双河洞の洞窟群内で作業する調査隊員。(遵義=新華社配信/趙飛)