中国の食糧生産、今年初の7億トン突破へ 農業農村部が予想

中国の食糧生産、今年初の7億トン突破へ 農業農村部が予想

新華社 | 2024-10-26 09:35:55

   【新華社北京10月26日】中国農業農村部の張興旺(ちょう・こうおう)副部長は25日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた記者会見で、2023年まで9年連続で6億5千万トン以上を維持している中国の食糧生産は今年、初めて7億トンを突破するとの見通しを明らかにした。

   夏季収穫食糧は再び豊作となり、総生産量は前年比362万5千トン増の1億4978万トンと、この9年で最も大きい伸びとなった。早稲(わせ)の生産量は2817万5千トンで、4年続いて2800万トン以上を保った。秋季収穫食糧の作付面積は安定的に拡大し、広範囲の単収向上が大きな成果を収めた。24日時点で全体の82・5%の収穫が完了し、豊作が確実になっている。

   張氏は「搾油用大豆の作付面積拡大の成果が持続し、作付面積は1千万ヘクタール以上を維持、生産量は2千万トン以上が見込まれる。ナタネの作付面積、単収、総生産量ともに3年連続で増加した」と語った。

   張氏は農業農村部の今後の取り組みについて、既存政策を効果的に実施し、追加政策を早期に作成し発表、農業の収益向上、農民の増収、農村の活発化を進め、農業・農村経済発展の年間任務を全面的に全うし、経済・社会発展の年間期待目標の実現に貢献すると表明した。

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