【新華社北京10月25日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、10月24日のニュースをお届けします。
1.ファーウェイ、自社開発OS「ハーモニーOS ネクスト」発表
中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は22日、本社を置く広東省深圳市でアンドロイド・アーキテクチャーから独立して構築された自社開発オペレーティングシステム(OS)「ハーモニーOS ネクスト」(HarmonyOS NEXT)を発表しました。
ファーウェイにとって、2019年に米国が同社を「エンティティーリスト」に載せ、アンドロイドを提供するグーグルを含む米国企業との取引を禁止して以来の新たなマイルストーンとなります。
2.創設40周年の中日友好医院、質の高い発展大会開催
中国北京市で23日、中日友好医院創設40周年大会および第2回質の高い発展大会が行われ、周軍(しゅう・ぐん)院長、日本の金杉憲治駐中国大使、国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長らが出席し、あいさつしました。
3.浙江省とBRICS諸国の貿易額、1~9月は7千億元近く
中国浙江省杭州税関の統計によると、同省の今年1~9月の主要新興国で構成するBRICS諸国との貿易額は前年同期比4・8%増の6996億3千万元(1元=21円)で、中国のBRICS諸国との貿易総額の15・2%を占め、全国をリードしました。うち輸出は5・0%増の4616億8千万元、輸入は4・4%増の2379億5千万元となりました。BRICS諸国と貿易を行う省内企業は5万社近くに上り、貿易企業全体の4割以上を占めました。
4.港珠澳大橋開通6年 経由した貨物価額9427億元超す
中国香港特別行政区と広東省珠海市、マカオ特別行政区を結ぶ港珠澳大橋は23日、開通6周年を迎えました。広東省拱北税関の統計によると、往来した人の数は6年間で6230万人、車両は1275万台を超え、大橋の口岸(通関地)を経由した貨物の価額は9427億元(1元=約21円)を上回りました。
5.中日の陶芸家が文化交流 河北省保定市
中国河北省保定市曲陽県で23日、中日の陶磁器文化をテーマとした交流イベントが開催されました。会場では中国と日本の陶芸家が作品の解説や技術の実演を行い、両国の陶磁器メーカーや業界団体、大学の関係者らが深く議論し、交流しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。