【新華社シンガポール10月25日】シンガポールビジネス連盟(SBF)はこのほど、同連盟が企業44社、約400人の代表者からなる代表団を率いて、中国上海市で11月5日に開幕する第7回中国国際輸入博覧会(輸入博)に参加すると発表した。
SBFは、シンガポール企業の中国事業が安定を維持していると指摘。特に、中国が継続的に打ち出している経済刺激策や外資誘致策が、同国企業の輸入博への参加熱を一段と高めているとした。輸入博は、極めて重要な多角的貿易プラットフォームであり、同国企業に事業展開の好機を創出するだけでなく、ターゲット市場への参入、中国でのビジネスチャンスの拡大にも寄与しているとの見解を示した。
コク・ピン・スーン最高経営責任者(CEO)は、輸入博が同国企業が中国市場を開拓する上の重要な受け皿だとし、SBFは企業の中国での事業展開、イノベーションの推進、持続可能な成長を全力で支援すると述べた。
輸入博の出展予定企業のうち、過去に出展経験のある「リピーター」は70%に達し、初出展企業は30%を占める。同国のパビリオンは、面積が900平方メートル以上で、消費財、食品・農産物、サービス貿易の3ブースを設置する。SBFは輸入博に合わせて、上海でシンガポール・中国経済貿易・投資フォーラムの開催も計画している。