チャイナテレコム、1~9月の純利益8・1%増

チャイナテレコム、1~9月の純利益8・1%増

新華社 | 2024-10-25 15:06:31

北京の中国電信朝陽門営業所で、スタッフの説明を聞きながら5GクラウドVR(仮想現実)を体験する消費者。(北京=新華社記者/沈伯韓)

  【新華社北京10月25日】中国通信大手の中国電信(チャイナテレコム)が22日に発表した2024年第1~3四半期(1~9月)決算は、売上高が前年同期比2・9%増の3919億6800万元(1元=約21円)、純利益が8・1%増の292億9900万元だった。

  サービス部門の売上高は3・8%増の3628億8600万元、うちモバイル通信サービス事業は3・2%増の1568億2300万元となった。モバイル通信の契約数は1490万件純増の4億2300万件。うち第5世代移動通信システム(5G)セットプランの契約数は2640万件純増の3億4500万件で、契約数の81・6%を占めた。モバイル通信の1契約当たり平均収益(ARPU)は45・6元で安定を維持した。

  固定通信・スマートホームサービスの売上高は2・9%増の956億2400万元となった。有線ブロードバンドの契約数は1億9600万件、スマートホームサービスの売上高は17・0%増加し、ブロードバンド総合サービスのARPUは47・8元だった。

  産業のデジタル化事業の売上高は5・8%増の1055億4900万元だった。

  研究開発支出は19・3%増の87億5千万元。同社は戦略的新興産業と未来産業に焦点を当て、科学技術イノベーションに力を注ぎ、重要な中核技術の開発を強化し、コアコンピタンス(企業の核となる能力)の向上に努めた。

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