22日、「ハーモニーOS ネクスト」の発表会に出席したファーウェイの余承東(よ・しょうとう)常務董事。(深圳=新華社記者/白瑜)
【新華社深圳10月24日】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は22日、本社を置く広東省深圳市でアンドロイド・アーキテクチャーから独立して構築された自社開発オペレーティングシステム(OS)「ハーモニーOS ネクスト」(HarmonyOS NEXT)を発表した。
22日、「ハーモニーOS ネクスト」の発表会に出席したファーウェイの余承東(よ・しょうとう)常務董事。(深圳=新華社記者/白瑜)
ファーウェイにとって、2019年に米国が同社を「エンティティーリスト」に載せ、アンドロイドを提供するグーグルを含む米国企業との取引を禁止して以来の新たなマイルストーンとなる。
22日、「ハーモニーOS ネクスト」の発表会に出席したファーウェイの余承東(よ・しょうとう)常務董事。(深圳=新華社記者/白瑜)
「ハーモニーOS ネクスト」は「ハーモニーOS」シリーズ5番目のバージョンとなる。ファーウェイの余承東(よ・しょうとう)常務董事によると、「ハーモニーOS」はインテリジェントスクリーンやタブレット、ウエアラブルデバイス、自動車など、さまざまなデバイスや利用シーン向けに設計されたオープンソースのOSで、すでに10億台を超えるデバイスにインストールされているという。2019年8月に初めて発表され、アップルのiOSに取って代わり、中国市場でシェア2位のモバイルOSとなっている。