新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(10/23)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(10/23)

新華社 | 2024-10-24 18:02:08

   【新華社北京10月24日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、10月23日のニュースをお届けします。

   1.中国、衛星「遥感43号」第3陣の打ち上げに成功

   中国は23日午前9時9分(日本時間同10時9分)、リモートセンシング衛星「遥感43号」シリーズの第3陣を搭載した運搬ロケット「長征2号C」を四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。

   2.中国各地で託児サービス拡充 多様なモデルで供給促進

   中国浙江省温州市のある公立幼稚園が6カ月以上1歳未満の乳児を対象とした0歳児クラスを開設し、SNS(交流サイト)で話題を呼んでいます。この幼稚園ではすでに1歳以上3歳未満の乳幼児に向けた託児サービスを提供していたが、1歳未満の乳児向けのサービスは同市の公立施設で初めてです。こうした試みは同市が初めてではなく、広東省深圳市や福建省アモイ市、四川省成都市などではすでに同様のサービスが始まっています。

   3.泰山でロボット犬の試験実施 物資やごみ運搬に導入検討

   中国山東省泰安市の泰山は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界複合遺産に国内で初めて登録され、毎年100万人に上る観光客を迎えています。地形が複雑で、登山道が曲がりくねっているため、ごみの運搬は長い間人手に頼るしかありませんでした。2023年には観光客数が過去最多の862万人に達し、約2万4千トンのごみが発生したため、運搬の難度とコストが大幅に上昇しました。

   ごみ問題に悩む泰山にこのほど、ユニークな登山者が登場しました。正体はロボット犬で、旅慣れた隊商を思わせる軽やかな足取りで登っていきます。山内の施設管理を担う泰山文旅集団物業管理の担当者によると、同社はロボット犬の運搬能力をテスト中で、山岳型風景区のごみ収集・運搬という難題の新たな解決策となることが期待されています。

   テストに参加しているのは、市販品の中で最も速く走行でき、最新技術を採用している産業用四足歩行型ロボットの一つです。障害物乗り越え能力や安定性、バランス維持能力、耐荷重性が高く、駆動時間が長いなど高性能の製品となっています。

   4.中国深圳市、高齢者用スマート製品の購入を支援

   中国広東省深圳市は間もなく、高齢者向けの住宅リフォームのニーズに応え、高齢者の居住環境と生活の質を高めるため、高齢者用スマート製品の購入を支援する政策を開始します。市民政局がまとめ役となり、超長期特別国債による資金を活用、同市の戸籍を持ち、困難を抱え支援が必要な60歳以上の高齢者をサポートします。支援額は最大で1世帯2万元(1元=約21円)に上ります。

   5.貴州省六盤水市で菊の花が収穫期

   中国貴州省六盤水市鍾山区に広がる300ムー(約20ヘクタール)以上の畑で菊が収穫期を迎え、農家の人々が摘み取りに精を出しています。地元ではここ数年、企業と栽培拠点、農家の協力による菊花の栽培・加工産業を発展させ、周辺住民の収入増を実現しています。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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