【新華社珠海10月24日】中国香港特別行政区と広東省珠海市、マカオ特別行政区を結ぶ港珠澳大橋は23日、開通6周年を迎えた。広東省拱北税関の統計によると、往来した人の数は6年間で6230万人、車両は1275万台を超え、大橋の口岸(通関地)を経由した貨物の価額は9427億元(1元=約21円)を上回った。
大橋の開通以降、通行者・車両・貨物量がともに増大している。23年1月には、マカオから自家用車で広東省に入境できる「澳車北上」、同年7月には、香港から入境できる「港車北上」政策が実施され、大橋は粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の相互接続の「黄金ルート」となっている。