【新華社北京10月23日】中国が開発した大型水陸両用機「AG600(鯤竜)」は上半分が航空機、下半分が船の形状をしており、外形寸法はボーイング737に匹敵し、森林火災や水難救助で高い能力を発揮する。
同機はどのようにして図面から青空へ飛び立ったのだろうか。設計責任者の黄領才(こう・りょうさい)氏に3回に分けて話を聞いた。最終回は「AG600が目指す新たな目標」。
「鯤竜」は2016~20年、陸上、水上、海上の三つの試験を成功裏に終えた。AG600「鯤竜」が24年7月に型式検査承認(TIA)を初取得し、正式に中国民用航空局の審査・試験飛行段階に入った。