10日、通常の水稲と「巨大稲」(右)の高さを比較する地元農家。(昆明=新華社配信)
【新華社昆明10月18日】中国雲南省楚雄イ族自治州の禄豊市和平鎮でこのほど、50ムー(約3・3ヘクタール)の水田で試験栽培されている「巨大稲」が収穫期に入った。1ムー(約667平方メートル)当たりの収穫量は800キロに上る見込み。
「巨大稲」は高さ1・8~2メートルまで成長し、1ムー当たりの収穫量は地元の一般的な水稲を大きく上回る。稲わらも家畜飼料として利用できるため、田んぼの総合的な収益を確実に引き上げる。
同自治州で「巨大稲」の試験栽培が行われたのは今回の和平鎮が初めてで、同省農業科学院糧食作物研究所が栽培を指導した。(記者/林碧鋒、王安浩維)pagebreak
10日、「巨大稲」の高さを身長と比べる地元農家。(昆明=新華社配信)pagebreak
10日、空から見た「巨大稲」の田んぼ。(ドローンから、昆明=新華社配信)