中国の社会消費財小売総額、９月は３・２％増

   【新華社北京１０月１８日】中国国家統計局が１８日発表した９月の社会消費財小売総額は前年同月比３・２％増の４兆１１１２億元（１元＝約２１円）で、１～９月は前年同期比３・３％増の３５兆３５６４億元だった。うち自動車以外の消費財の小売売上高は９月が３・６％増の３兆６５７３億元、１～９月が３・８％増の３１兆８２０３億元となった。

　 事業所の所在地別に見ると、９月は都市部が３・１％増の３兆５０４４億元、農村部が３・９％増の６０６８億元。１～９月の累計は都市部が３・２％増の３０兆５８６９億元、農村部が４・４％増の４兆７６９５億元だった。

　 小売売上高の内訳は商品小売りが３・３％増の３兆６６９５億元、飲食店収入が３・１％増の４４１７億元。１～９月は商品小売りが３・０％増の３１兆４１４９億元、飲食店収入が６・２％増の３兆９４１５億元となった。

　 １～９月の一定規模（主要事業の年間売上高５００万元以上）以上の小売業者の売上高はコンビニエンスストアが４・７％増、専門店が４・０％増、スーパーマーケットが２・４％増、百貨店が３・３％減、高級専門店が１・７％減だった。

　 オンライン小売売上高は８・６％増の１０兆８９２８億元。うち物販が７・９％増の９兆７２１億元と社会消費財小売総額の２５・７％を占めた。物販のうち、食品が１７・８％、衣料品が４・１％、日用品が７・２％それぞれ増加した。