第136回広州交易会が開幕、新製品115万点を展示

第136回広州交易会が開幕、新製品115万点を展示

新華社 | 2024-10-18 13:18:24

15日、第136回広州交易会の会場を訪れた人たち。(広州=新華社記者/劉大偉)

   【新華社広州10月18日】中国広東省広州市で15日、第136回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が開幕した。出展企業は3万社を超え、115万の新製品が展示される。新企業、新製品、新技術、新業態が多数登場し、事前登録した海外バイヤーは14万7千人に上った。

  商務部中国対外貿易センターの儲士家(ちょ・しか)主任によると、出展企業のうち、国家級のハイテク企業「専精特新(専業化、精細化、特色化、革新化)」の特徴を持つ小さな巨人企業(大きな成長が見込まれるスタートアップ企業)、製造業の特定分野をリードする「チャンピオン企業」に認定されている企業の数は前回比40%以上増の8千社を超えた。会場で展示されるデジタル・スマート製品は4倍の39万点、グリーン(環境配慮型)・低炭素製品は2・3倍の104万点を超えている。

15日、第136回広州交易会の家電エリアで商談するバイヤーたち。(広州=新華社記者/劉大偉)

  主催者側の事前調査によると、出展企業の94%が新製品、64・8%が独自の知的財産権を持つ製品を展示する。これらの数はいずれも100万点を上回り、人型ロボットやスマート設備、自動運転関連製品など初めて公開される製品も多いという。

  今回はオンラインプラットフォームも改善され、バーチャルヒューマンが初めて導入されるほか、専用アプリもリリースされる。オンライン出展の企業数は60%増の約4万8千社、アップロードされた製品は50%増の375万点で、いずれも過去最高を更新した。

15日、第136回広州交易会の電子製品エリアで商談するバイヤー(中央)。(広州=新華社記者/劉大偉)

  14日時点で209カ国・地域の14万7千人のバイヤーが事前登録を済ませた。世界小売企業上位250社に入る企業と大型多国籍企業241社がグループ出展し、前回より8・1%増えた。  

  儲氏は、海外バイヤーの事前登録数、ホテル予約件数、航空券予約率などの指標から見て、今回に来場する海外バイヤーは「量的に安定し、質が上昇する」ことが期待されると指摘。広州交易会を見ると、中国の製品とブランドはすでに質の高い発展の新たな段階に入っているとし、中国は世界により多く、より良い「中国製造(メード・イン・チャイナ)」と「中国創造(クリエーティッド・イン・チャイナ)」を提供する自信と能力を持っていると強調した。

  今回の交易会は3期に分けて11月4日まで開催。各期はそれぞれ「先進製造」「良質な住まい」「美しい生活」に焦点を当てる。第1期は15日から19日までで、初めて「水素エネルギー」をカテゴリーに加えた。エネルギー貯蔵関連製品の特別展示エリアも新たに設け、新エネルギー企業110社余りが出展する。

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