15日、「一帯一路」国際シンクタンク協力フォーラムおよび第2回シルクロード(西安)国際コミュニケーション大会で発表された報告書。(西安=新華社記者/辛悦衛)
【新華社西安10月17日】中国の新華社国家ハイエンドシンクタンクは15日、陝西省西安市で開かれた「一帯一路」国際シンクタンク協力フォーラムおよび第2回シルクロード(西安)国際コミュニケーション大会で、「8項目の行動で『一帯一路』共同建設の新たな10年に向け良好なスタートを切る」と題した報告書を発表した。
全3章、計1万7千字からなる報告書は、質の高い「一帯一路」共同建設について、新たな出発点への一歩、新たな機会創出、新たな旅の始まりという三つの側面から詳細なデータと具体例、豊富な細部情報を挙げ、習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が発表した中国が質の高い「一帯一路」共同建設を支援するための8項目の行動がこの1年でもたらしたさまざまな成果を体系的にまとめている。また「一帯一路」共同建設が開放型経済構築の安定装置となり、各国の共同成長を促進する原動力となり、世界の現代化を実現する加速装置となり得ることを詳しく説明し、行く手に広がる「一帯一路」共同建設の第2の「黄金の10年」を国際社会に向けて生き生きと描き出している。
報告書は、「一帯一路」共同建設国は将来に向けて8項目の行動をさらに実行に移し、実務協力を進め、イノベーション発展を共同推進し、リスクと課題に手を携えて対処し、質の高い「一帯一路」共同建設の新たな旅の歩みを着実に前進させ、平和発展、互恵協力、共同繁栄による世界の現代化を実現し、人類運命共同体の構築を推進する必要があるとの認識を示した。