【新華社ウルムチ10月17日】中国と中央アジアを結ぶ国際定期貨物列車「中亜班列」が10日午後、中国車261台を積載し、新疆ウイグル自治区ウルムチからカザフスタンのアルマトイに向け出発した。新疆から自動車を載せて運行される初の中亜国際複合一貫輸送の定期貨物列車となった。
今回は道路と鉄道を利用する国際複合一貫輸送により、ウルムチ総合保税区で集荷して出発し、コルガス鉄道口岸(通関地)を経由してカザフスタンのアルティンコリ鉄道口岸駅に到着。道路輸送に切り替え、アルマトイに向かう。
自動車を載せた中亜国際複合一貫輸送の定期貨物列車は週1便の運行を予定しており、ウルムチ総合保税区の年間輸出台数は1万5千台以上の増加を見込んでいる。(記者/白志強)