中国の「専精特新」中小企業数、6月末時点で14万社超す

中国の「専精特新」中小企業数、6月末時点で14万社超す

新華社 | 2024-10-12 16:26:23

   【新華社蘭州10月12日】中国では6月末時点で、「専精特新(専業化、精細化、特色化、斬新化)」の特徴を備える中小企業数が累計14万社を超えた。うち小巨人企業(大きな成長が見込まれるスタートアップ企業)は1万2千社となった。無数の中小企業は中イノベーションと雇用を推進し、民生を改善する重要な力となっている。 

   中国中小企業協会の李子彬(り・しひん)会長は「『新たな質の生産力』(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)の発展に全力が挙げられている中、中小企業は科学技術イノベーションによる発展の駆動で大いに活躍する余地がある」とし、新たな科学技術革命と産業変革は民営経済と中小企業の発展加速に大きなチャンスと舞台を提供するとの見解を示した。

   中国ではここ数年、減税・料金引き下げからインクルーシブファイナンスまで、中小企業の資金調達環境の改善から効率的で優れた中小企業向けサービス体制の構築まで、一連の企業に対する優遇策が効果を発揮し、中小企業の獲得感を高め、中小企業の大きなエネルギーを引き出している。

   全国の一定規模以上(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約21円)の工業企業のうち、中小企業の増加値(付加価値額)は前年同期比7・4%増加した。伸び率は全体を1・4ポイント上回り、企業の生産・経営活動が一段と回復、好転したことが示された。中小企業の発展の強靭(きょうじん)性とイノベーションの活力を証明している。

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