新華社報道写真展でたどる中国の環境保護の歩み

新華社報道写真展でたどる中国の環境保護の歩み

新華社 | 2024-10-12 12:57:23

1960年代、農地の改造に励む陝西省延安県梁村の人民公社の社員たち。斜面に棚田を整備し、急斜面には土壌流出を防ぐため「魚鱗坑(ぎょりんこう)」と呼ばれる穴を開けて植樹している。(資料写真、延安=新華社記者/和坪)

  【新華社北京10月12日】荒涼とした砂地の緑の大地への改造、総力を挙げての汚染対策、野生動植物を守る懸命な取り組み…。中国北京市にある国家金融情報ビルで9月26日から開かれている新華社主催の報道写真展「国社之鏡・世紀光影」(国家通信社のレンズが捉えた世紀の輝き)で展示された写真からは、ふるさとを守ろうと奮闘してきた何世代にもわたる人々の努力の歩みたどることができる。

1970年代、新疆ウイグル自治区トルファン盆地の火焔山の麓にある砂漠植物園で秒速24メートルを超える強風をものともせず風速の変化を観測する研究者。砂漠の植物の防風効果を研究している。(資料写真、トルファン=新華社記者/劉雲萊)

河北省張家口市張北県郝家営郷で耕地を森林に戻す「退耕還林」のために植樹する農家の人々。(2002年4月撮影、張家口=新華社記者/周文広)

雲南省昭通市で雪が降りしきる中、高原に生息する希少なツルの一種、オグロヅルに餌を与えるツル保護員。(2016年2月25日撮影、昭通=新華社記者/胡超)

四川省の貢嗄山(ミニヤコンカ)の西斜面で植物サンプルを採取する中国科学院の貢嗄山高山生態系観測試験ステーションの研究者。(2017年11月23日撮影、成都=新華社記者/金立旺)

河南省三門峡市の黄河湿地に生息するハクチョウ。(2018年2月2日撮影、三門峡=新華社記者/朱祥)

雲南省昆明市盤竜(ばんりゅう)区甸尾(でんび)村で、メタセコイアの森に立ち込める朝の霧。(2019年1月5日撮影、昆明=新華社記者/秦晴)

遼寧省大連市で行われたゴマフアザラシを自然に返すイベント。違法に捕獲された24頭が海に戻された。(2019年4月11日撮影、大連=新華社記者/潘旭竜)

四川省綿陽市にあるジャイアントパンダ国家公園北川小寨子溝エリア赤外線カメラが捉えた野生のジャイアントパンダ。(2021年3月1日撮影、綿陽=新華社配信)

湖北省宜昌市で、水中を泳ぎ回る長江スナメリ。(2021年5月11日、ドローンから、宜昌=新華社記者/肖芸九)

雲南省昆明市晋寧区夕陽イ族郷で撮影した野生のゾウの群れ。(2021年6月7日、ドローンから、昆明=新華社配信)

上:改良前山西省朔州市右玉県荒涼とした砂地が随所で見られた。(資料写真)

下:改良後の山西省朔州市右玉県右衛鎮。(2021年7月13日撮影、朔州=新華社記者/徐吉)

黑竜江省チチハル市昂昂渓区で、送電塔のてっぺんに巣を作ったコウノトリのための保護板を取り付ける作業員。(2022年6月15日、ドローンから、チチハル=新華社記者/王建威)

都市と公園が一体化した貴州省貴陽市の長坡嶺国家級森林公園の一角。(2022年7月12日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)

青海省可可西里(ココシリ)青蔵公路で、妊娠中のチルーの群れるのを待つ車。(2023年5月29日撮影、西寧=新華社記者/張宏祥)

浙江省湖州市安吉県鄣呉鎮にある廃鉱山を改造したラフティング施設。(2023年8月3日撮影、湖州=新華社記者/翁忻暘)

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