【新華社フランクフルト10月13日】ドイツ最大の自動車関係団体、ドイツ自動車連盟(ADAC)がこのほど発表した調査結果によると、ドイツ人回答者の59%が中国製自動車の購入意向を示した。特に若年層の購入意欲が高く、30~39才では74%、18~29才では72%に上った。純電気自動車(BEV)に限れば、8割が中国製を選びたいと答えた。
中国のハイエンドモデルもドイツの消費者から評価されており、高級車ユーザーの約60%が中国ブランド車を購入する可能性を排除しないと回答した。
中国ブランドを選ぶ理由については、ドイツ人回答者の83%がコストパフォーマンスを最大の理由とした。55%が革新的な技術、37%がデザインを挙げた。
ADACが4月に発表した中国ブランド13車種を対象とする評価報告によると、中国車の多くの車種がユーロNCAP(欧州新車アセスメントプログラム)で最高評価を獲得し、中国のバッテリー技術が成熟し、ものづくりの質が良好であることが示された。