中国、来年も超長期特別国債を発行

   【新華社北京１０月８日】中国国家発展改革委員会の鄭柵潔（てい・さんけつ）主任は８日、国務院新聞（報道）弁公室の記者会見で、当面の経済運営における新たな状況と問題をターゲットに共産党中央委員会と国務院は包括的な追加政策を打ち出すと明らかにし、投資面では有効投資を拡大し、実物作業量の形成を加速させることに重点を置き、来年も引き続き超長期特別国債を発行、投資先を改善すると表明した。

   鄭氏は次のように述べた。調査の結果、インフラの継続建設、農業移転人口の市民化、高基準農地の建設、地下配管網の建設、都市再開発などの分野で、追加的な資金需要が大きいことが分かった。来年は引き続き超長期特別国債を発行し、投資先を改善する。来年の１千億元（１元＝約２１円）の中央予算内投資計画と１千億元の「両重」建設（国家重要戦略の実施と重点分野の安全能力構築）プロジェクトリストを年内に前倒しで発表し、地方による準備作業の加速と先行的なプロジェクト実施を支援する。