9月25日、記者会見する空音央氏。(晋中=新華社記者/陳志豪)
【新華社晋中10月1日】中国山西省晋中市で開かれた第8回平遥国際映画祭(9月24~30日)に音楽家・坂本龍一氏の子息としても知られる新鋭の空音央監督が登場し、初めて手がけた長編劇映画「HAPPYEND」がアジア初上映を迎えた。
空氏の長編音楽ドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto|Opus」(2023年)は第80回ベネチア国際映画祭でプレミア上映された。「HAPPYEND」は監督・脚本家としての長編劇映画デビュー作となる。空氏は25日に行われた記者会見で、今作には高校生同士の友情物語だけでなく、社会的背景や日本の未来についての考えを盛り込んだと語った。
観客の李さんは「日本の学園映画の雰囲気が強いが、友情、恋愛、教師との対立などよくある筋書きで終わらず、音楽や権利、社会現象についても考えさせる」と話し、奥が深い作品と評した。
映画祭は世界文化遺産に登録されている平遥古城で2017年から毎年開催されており、今回は中国、フランス、ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、イタリア、メキシコ、日本、アルゼンチン、コロンビア、デンマーク、米国など22カ国・地域の映画が上映された。pagebreak
9月24日、平遥国際映画祭の会場。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
9月25日、上映開始を待つ平遥国際映画祭の来場者。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
9月24日、平遥国際映画祭の会場。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
9月24日、平遥国際映画祭の会場。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
9月25日、平遥国際映画祭の会場。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
9月25日、平遥古城の風景。(晋中=新華社記者/陳志豪)