【新華社北京9月26日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席はこのほど、雲南省普洱(ふじ)で1951年に民族団結誓詞碑(誓いの碑)を建立し、団結を誓った各民族代表の子孫からの手紙に返信し、心からの激励と強い希望を伝えた。
習氏は次のように返信した。
1951年、あなた方の上の世代を含む各民族の代表が碑を建て、心を一つにして党と共に歩むことを厳粛に誓った。この70年余り、各民族の人々は心を一つにして党に従い、団結、奮闘し、辺境地域の経済・社会の発展を推進して歴史的成果を収め、民族の団結・進歩の生き生きとした一章を書き記した。
中華民族は一つの大家族で、56の民族は親しみ合い、愛し合う家族である。あなた方が上の世代の輝かしい伝統を発揚し、誓詞碑の物語の続きをより良く記し、民族団結の素晴しい物語を代々伝えていくことを希望する。各民族人民は、いずれも中華民族の共同体意識を心に刻み、血に入れる必要がある。祖国の領土を共に守り、美しいふるさとを共に築き、民族の団結・進歩の花をますます美しく咲かせなければならない。
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1950年、雲南普洱専区(当時)の各民族代表は北京で行われた新中国成立1周年の祝賀行事に招かれて出席し、毛沢東(もう・たくとう)ら共産党と国家の指導者の接見を受けた。1951年元日、普洱専区の各民族の人々は大会を開き、少数民族の習慣に基づき誓いの碑を建て、「心を一つに最後まで団結し、中国共産党の指導の下で平等、自由、幸福な大家庭を築くために奮闘することを誓う」と表明し、各民族の代表48人が碑に名を刻んだ。誓いの言葉を刻んだ代表の子孫はこのほど、習近平総書記に手紙を送り、地元の各民族が党の指導の下で幸福に暮らしている現状を報告し、誓いの言葉を心に刻み、党と共に歩み、民族団結と辺境の繁栄・発展のため貢献する決意を表明した。