【新華社北京9月25日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、9月24日のニュースをお届けします。
1.中国外交部「米国は中国抑止に固執する考え放棄すべき」
中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は23日の記者会見で、米国で21日に開かれた日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」首脳会議を巡り、米国は覇権の維持と中国の抑止に固執する考えを放棄し、地域諸国を道具にするのをやめ、「同盟強化による中国への対抗を図らない」という態度を実際の行動に移すべきだと表明しました。
2.中国、天儀41など衛星8機の打ち上げに成功
中国山西省の太原衛星発射センターは24日午前10時31分(日本時間同11時31分)、衛星8機を搭載した運搬ロケット「捷竜3号」を山東省海陽市付近の海域から打ち上げました。搭載された衛星「天儀41」「星時代-15・21・22」「馭星2号05」「復旦1号」「天雁15」「吉天星A-01」は予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。
3.実りの秋、中国各地で収穫祭
7回目の「中国農民豊収節」(収穫祭、毎年秋分の日)を迎えた22日、各地でさまざまなイベントが開催されました。
4.豊かな水の恵み、水産物が収穫期 寧夏回族自治区銀川市
中国寧夏回族自治区銀川市で水産物が収穫期を迎え、モクズガニが次々と出荷されています。黄河がもたらす水の恵みを受ける同市は、水路が張り巡らされ、湖沼が多いことから漁業に適した条件を備えます。
ここ数年はモクズガニのほか、スズキ、バナメイエビなどの「工場化養殖」を積極的に普及させ、フウセイ、ケツギョ、ノコギリガザミなどの養殖でも技術的課題の克服を進め、漁業の質の高い発展を促しています。
5.中国との投資協力は先行き明るい サウジ投資相
サウジアラビアのファリハ投資相はこのほど、首都のリヤドで新華社のインタビューに応じ、「中国はサウジにとって重要な経済・ビジネスパートナーだ。両国の経済・貿易往来の急速な拡大により、今後の投資協力は先行きが明るい」と語りました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。