【新華社香港9月25日】中国香港特別行政区の香港空港管理局(AAHK)は23日、香港国際空港の今年8月の旅客数が前年同月比23・0%増の延べ約492万人、貨物輸送量が10・6%増の40万6千トンに上り、いずれも2桁の伸びを示したと発表した。発着回数は26・1%増の3万1605回だった。
旅客数のピークは18日の17万人超で、新型コロナウイルス感染症発生後の最高記録を更新した。香港住民、訪問客、トランジット(乗り継ぎ)客はそろって大きく増えた。中でも東南アジアや中国内地、日本との間を往来する旅客数が最も伸びた。輸出貨物は14・6%増加し、依然として貨物取扱量の伸びをけん引する主力となっている。地域別では、欧州や東南アジア、中東向けの貨物取扱量が大幅に増加した。
2023年9月からの1年間では、旅客数が前年比77・1%増の5010万人、貨物取扱量が15・9%増の480万トン、発着回数が56・0%増の34万回だった。