中国の国産大型旅客機「C919」、ラサへ初飛行

中国の国産大型旅客機「C919」、ラサへ初飛行

新華社 | 2024-09-20 11:29:29

19日、ラサ・クンガ国際空港に到着した国産大型旅客機「C919」。(ラサ=新華社配信)

   【新華社上海9月20日】中国の航空機メーカー、中国商用飛機は、同社が製造した国産大型旅客機「C919」が19日、西蔵自治区ラサへ初めて飛行したと発表した。四川省の成都双流国際空港を離陸し、2時間8分後に同自治区山南市貢嘎(ゴンカル)県のラサ・クンガ国際空港に着陸した。

   ラサ・クンガ国際空港は雅魯蔵布江(ヤルンツァンポ川)の河谷に位置し、標高は3569メートル。周辺は山が多く、気象条件が複雑で、航空機は高地での高い飛行能力が求められる。ラサに到着したC919は今後、環境制御や航空電子、動力装置など高高原での運行で重要となるシステムの研究開発と試験飛行、「高高原空港」(標高2438メートル以上にある空港)での適合性検査を行い、高高原路線の運航ニーズを満たすため、高原対応型機の研究開発を進めるための基礎を築いていく。pagebreak

19日、ラサ・クンガ国際空港に駐機する国産大型旅客機「C919」(右)と国産小型ジェット機「ARJ21」。(ラサ=新華社配信)

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