西蔵自治区北部の無人地帯で飛行船型係留気球が初の科学観測

西蔵自治区北部の無人地帯で飛行船型係留気球が初の科学観測

新華社 | 2024-09-18 14:11:54

3日、双湖県で打ち上げられる飛行船型係留気球「極目1号」1型。(ドローンから、ラサ=新華社記者/劉詩平)

  【新華社ラサ9月18日】中国西蔵自治区那曲(ナクチュ)市双湖県で14日、巨大な白鯨に似た飛行船型係留気球「極目1号」1型が22日間にわたる科学観測の8回目を完了した。

  8月にスタートした第2次青蔵高原科学調査の一環として、中国が独自開発した原位置(係留型)高高度科学観測プラットフォームは、標高4920メートル地点から8回打ち上げられた。高度はいずれも海抜6300メートルに達し、搭載した各種の科学観測機器が豊富なデータを収集した。

3日、双湖県で打ち上げられる飛行船型係留気球「極目1号」1型。(ドローンから、ラサ=新華社記者/劉詩平)

  8回の科学観測は、同科学調査で「極目1号」シリーズを使用して自治区北部の無人地帯を探査した初めてのケースで、これまでの観測任務の中で最も多くの観測機器を搭載して行われた。

  今回の観測任務は9月末まで続く。(記者/劉詩平)

3日、双湖県で打ち上げられた飛行船型係留気球「極目1号」1型。(ドローンから、ラサ=新華社記者/劉詩平)

集合写真に納まる科学観測チームの一部メンバー。(9月2日、ドローンから、ラサ=新華社記者/劉詩平)

双湖県で打ち上げられた飛行船型係留気球「極目1号」1型。(9月2日、ドローンから、ラサ=新華社記者/姜帆)

2日、双湖県で打ち上げられた飛行船型係留気球「極目1号」1型。(9月2日、ドローンから、ラサ=新華社記者/姜帆)

双湖県で打ち上げられた飛行船型係留気球「極目1号」1型。(9月2日、ドローンから、ラサ=新華社記者/姜帆)

4日、双湖県で打ち上げられた飛行船型係留気球「極目1号」1型。(ドローンから、ラサ=新華社記者/姜帆)

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