中国初の国産有人飛行船「祥雲」、1機目を納入

中国初の国産有人飛行船「祥雲」、1機目を納入

新華社 | 2024-09-16 09:35:51

   【新華社南寧9月16日】中国が独自に開発した初の有人飛行船「祥雲」AS700が14日、最初の顧客で航空サービスなどを手がける広西桂林方舟通用航空に納入された。同機は引き渡し現場の広西チワン族自治区桂林市陽朔県から垂直離陸し、周辺の多くの景勝地を回ってスタート地点に着陸、デモ飛行を成功させた。製造元の航空機大手、中国航空工業集団(AVIC)は、同機が研究開発から生産、型式証明取得、納入までの全工程を終え、まもなく商業運用に入ると明らかにした。

   同機は最大離陸重量4150キロ、最大航続距離700キロ、最大航続時間10時間で最大乗船人数は操縦士1人を含め10人。短距離離着陸と垂直離着陸が可能となる。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。