【新華社ロサンゼルス9月13日】米ロサンゼルス地域の旅行代理店関係者ら17人からなる視察団が8日、中国事業の拡大に向けルート視察などのため中国に出発した。
視察ツアーは在ロサンゼルス中国観光事務所と航空大手の中国国際航空が共同で実施。北京、西安、長江三峡、上海などを訪れる。宿泊、飲食、観光スポットなどの受け入れ施設や高速鉄道などのインフラを視察するほか、中国国際航空のスルーチェックインやスルーバゲージ、トランジットなどのサービスや外国人向けの中国での決済の円滑化措置を重点的に体験する。
中国はここ数年、ビザ手続きの簡素化やビザ免除国の拡大、国際線の増便など一連のインバウンド観光促進策を導入、中国観光市場は発展を続けてきた。視察ツアーの実施者は今回の視察について、米国から中国への観光市場を一段と開拓し、(今年5月に行われた)第14回中米観光ハイレベル対話の成果を確かなものにすることが目的だと述べた。