5日、秋を迎えた鳳堰棚田。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)
【新華社西安9月13日】2024年(第11回)世界かんがい施設遺産リストに登録された中国陝西省の鳳堰(ほうえん)棚田では稲穂が実り、農家が刈り取り作業に追われている。収穫期の美しい自然景色や豊かな人文景観を求めて、多くの観光客が訪れている。
鳳堰棚田は秦嶺山脈南麓の陝西省安康市漢陰県に位置する。漢陰県の人々は代々、山地の地形を利用して、棚田を開墾し、「水田、水路、池、小川」から成るかんがいシステムを構築してきた。同県はここ数年、保護修復や総合計画の強化、農業産業の質と効率の向上促進、農業・文化・観光の融合的発展の推進などを通じ、地元の発展や人々の増収を実現。秦巴山区の農耕の知恵や伝統的な民俗文化を体系的に示す存在として、鳳堰棚田に新たな生命力と活力を与えている。
オーストラリア・シドニーでこのほど開かれた国際かんがい排水委員会(ICID)の第75回国際執行理事会で、漢陰鳳堰(ほうえん)棚田が2024年(第11回)世界かんがい施設遺産リストに登録された。
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5日、秋を迎えた鳳堰棚田。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)
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5日、秋を迎えた鳳堰棚田。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)
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6日、秋を迎えた鳳堰棚田の景色。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)
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6日、鳳堰棚田で稲の収穫に精を出す農家の人。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)
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6日、鳳堰棚田で稲の収穫に精を出す農家の人。(西安=新華社記者/邵瑞)
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5日、鳳堰棚田にある池。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)
6日、鳳堰棚田の古民家「馮家堡子」。(ドローンから、西安=新華社記者/邵瑞)