中米の商業貿易作業部会、第2回次官級会議開催

中米の商業貿易作業部会、第2回次官級会議開催

新華社 | 2024-09-08 10:18:18

   【新華社北京9月8日】中米商業貿易作業部会の第2回次官級会議が7日、天津で開かれた。中国商務部の王受文(おう・じゅぶん)国際貿易交渉代表兼副部長とラーゴ米商務次官(国際通商担当)が共同議長を務めた。商務部が明らかにした。双方はそれぞれが関心を持つ政策問題と両国の商工業界が提起した具体的問題について専門的、理性的、実務的な意思疎通を行った。

   中国は、米側の通商法301条に基づく対中追加関税や中国造船業界などに対する調査、国家安全保障概念の拡大解釈、中国企業への制裁、双方向投資の制限、対中貿易救済、在米中国企業への不公平な取り扱いなどについて懸念を表明し、経済貿易分野における国家安全保障の境界をはっきりさせることは企業の協力への期待を安定させるのに役立つと強調、「生産能力過剰」などを口実に貿易投資制限措置を実施することに反対するとした。

   双方は▽それぞれが開催する貿易投資促進活動に必要な支援を提供する▽越境データ移転、検査検疫、医療保健と女性の健康、医療機器、クリーンエネルギーなどの分野でコミュニケーションを維持する▽中米企業協力マッチングプロジェクトを引き続き推進し、プロジェクト事務所を増設する▽20カ国・地域グループ(G20)、アジア太平洋経済協力機構(APEC)などのメカニズムの下で協力を強化する-ことで合意した。

   中国商務部と米商務省はさらに、両国企業と意思疎通を維持し、意見を聴取する用意があると表明した。

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